沖縄県議会で黙とう 安倍元首相追悼、全会派が一致


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 安倍晋三元首相が銃撃に倒れ死去したことを受け、県議会(赤嶺昇議長)は11日の本会議冒頭で黙とうし、哀悼を表した。議場には国旗が半旗で掲げられ、冒頭で赤嶺議長が安倍氏に対して「今回の事件で亡くなられたことに、ご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に対し、哀悼の意を表す」と述べ、県議と玉城デニー知事ら県執行部が黙とうした=写真。

 議会運営委員会の決定では、議長や副議長、議員が死去した場合は、本会議場で黙とうをささげる規定となっているが、それ以外の決定事項はなかった。赤嶺議長から提案され、同日の同委員会で、全会派が一致し、黙とうすることが決まった。同日の委員会で、當間盛夫委員長は「言論を暴力で封じることに対し、われわれ県議会は断固とした姿勢を示さなければいけないと思っている」と述べた。
 (池田哲平)