最年少の中1防災士が初出動 泡瀬小で防災教室、災害時のトイレ設置を伝授


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
児童らに簡易トイレの作り方を指導する喜友名朝陽さん(左端)=6月22日、沖縄市立泡瀬小学校

 【沖縄】NPO法人防災サポート沖縄(長堂政美理事長)は6月22日、沖縄市立泡瀬小学校で防災教室を開いた。4年生から6年生まで28人が参加した。今年3月に県内最年少記録で防災士資格を取得した沖縄東中学校1年の喜友名朝陽さん(12)が講師を務め、防災士デビューを果たした。

 喜友名さんは災害用の簡易トイレの設置方法を指導し、感染防止の凝固剤を入れて臭いも軽減できることを説明した。

 初の防災講師を務めた喜友名さんは「児童たちが話を聞いてくれてうれしかった。防災士に興味を持ってくれたので、私を抜いて最年少記録を更新してほしい」と笑顔で話した。
 (喜納高宏通信員)