琉球新報社 
【嘉弥真島＝竹富】七夕の7日、沖縄県竹富町の無人島、嘉弥真島でカヤマ島七夕星まつり（同実行委主催）が開かれた。嘉弥真島の上空には天の川や星座が広がり、訪れたツアー客らが八重山の星空を堪能した。
星まつりでは、元石垣島天文台所長の宮地竹史さんの解説があるなど、初心者でも星空観察を楽しめるプログラムとなっており、天の川のほかにも流れ星なども見ることができた。
石垣市から夫婦で訪れた今枝克郎さん（60）は「石垣では市街地に住んでいるので、嘉弥真島の星は全然見え方が違うと思った」と普段は見ることのできない夜空に感動した様子だった。
嘉弥真島は竹富町小浜島の北東に位置する周囲約2・5キロの小さな島で、石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラなどを運営する美ら花グループが町から借り受け、整備している。
（西銘研志郎）
