伊芸の銃弾問題、早期解明求める 金武町議会、意見書可決


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金武町役場(資料写真)

 【金武】金武町伊芸の住宅で窓ガラスが割れ、銃弾のような物が見つかった問題で、金武町議会(嘉数義光議長)は19日、早期に事実関係を明らかにするよう求める意見書を賛成多数で可決した。宛先は沖縄防衛局長。議員らが後日沖縄防衛局を訪れ意見書を手渡す。

 意見書では日常的に住宅地付近でキャンプ・ハンセンの実弾砲撃訓練などが実施されており住民が騒音や山火事の被害に悩まされていると指摘し、今回の件について「流れ弾ではないかとの臆測が広がり、不安が拭えない状況となっている」とした。(増田健太)