27カ国から2千人超が発祥の地に集結した第2回沖縄空手世界大会・第1回沖縄空手少年少女世界大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)が1日、開幕した。沖縄県那覇市の県立武道館で行われた開会式で、首里・泊手系、那覇手系、上地流系、古武道(棒)の4選手が「沖縄空手の精神で相手を敬うことを忘れず、正々堂々と参加する」と宣誓し、「平和の武」の技と心を継ぎ、世界の空手家同志との交流で発展させていくことを誓った。
実行委会長で上地流有段者の玉城デニー県知事は「鍛錬の成果を発揮するとともに、親睦を深めてほしい」と呼び掛けた。
一般、少年少女の両大会はともに県内予選を終えている。競技は2日午前9時30分から豊見城市の沖縄空手会館で行われる少年少女・上地流系の海外・県外・県内離島予選から始まる。7日までに一般5部門40種目、少年少女4部門19種目が行われる。 (安里周悟)