沖縄県産レモンでジン、限定発売 リキッドと石川酒造場がコラボ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「O LEMON GIN 2nd」をPRする「LIQUID」の村上純司代表(左)と石川酒造場の銘苅淳氏=2日、那覇市の琉球新報社

 「飲む」という行為に特化した専門店「LIQUID(リキッド)」(宜野湾市、村上純司代表)が石川酒造場(西原町、平良昭社長)と開発したジン「O LEMON GIN 2nd(オーレモンジンセカンド)」を10日に限定発売する。県産無農薬レモン3種類に野草やスパイスを使い、豊かな風味を楽しむことができる。

 2020年12月の販売から約1年半ぶり。前回使用した本島南部のコウスイレモンに加え、石垣島産のパキスタンレモン、マイヤーレモンを採用。果皮と果肉を分け、泡盛に漬けて蒸留。9種類の野草やスパイスから造った原酒をブレンドしている。

 アルコール度数57度。容量500ミリリットルで希望小売価格5500円。前回は全150本がすぐに完売。今回は420本造り、通年生産を目指す。

 村上代表は「国内のクラフトジンの中でも泡盛ベースは段違いにおいしい。県内外の人々に愛される商品になってほしい」と語った。

 那覇市のリキッドの店舗やオンラインストア、沖縄市のTESIO(テシオ)で購入可能。問い合わせはリキッド(電話)098(894)8118。
 (小波津智也)