航空5社上半期、沖縄線 旅客1.2%増 離島路線が好調


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 沖縄関係路線を就航する航空5社の2015年度上半期(4~9月)の搭乗実績が16日までに出そろい、旅客数は前年同期比1・2%増の776万3851人となった。主要路線の那覇―羽田が堅調に推移したほか、那覇―宮古と那覇―石垣など離島路線も好調に伸びたことで前年を上回った。

 日本航空(JAL)は3・9%減の158万4087人。前年は臨時便を飛ばしていた那覇―伊丹の提供座席数が下回ったことで、全体を引き下げた。
 全日本空輸(ANA)は5・3%増の384万3388人。那覇―羽田は深夜便「ギャラクシーフライト」の運航による提供座席の増加などで好調に推移した。那覇と結ぶ石垣、宮古路線も前年を上回った。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は0・3%増の147万277人。相次ぐ台風の接近で欠航が多かったが、主要路線の那覇―宮古と那覇―石垣は堅調に推移した。
 琉球エアーコミューター(RAC)は3・2%増の22万6050人。那覇―与那国は建設関係者の利用増で前年を上回った。スカイマークは5・9%減の64万49人。那覇と結ぶ羽田、神戸、名古屋は前年を下回った。