9月11日に県内24市町村の議会議員選挙などが集中する2022年県内統一地方選は、北谷町や西原町など19町村議選の告示(9月6日)まで6日で1カ月となった。5日時点の琉球新報の調べでは、19町村議会の定数計226に対し、261人が立候補の準備を進めている。9月4日告示の沖縄市や名護市など5市議選を合わせた24市町村議会では、定数合計350に対して415人が立候補を予定している。
町村議選が告示される9月6日は、本部町、大宜味村、伊是名村の首長選の告示も重なる。首長選の投開票も9月11日。
19町村議選の立候補予定者261人の属性をみると、現職が174人で全体の66・9%、新人は74人で28・4%となっている。男女別では男性が229人と87・7%を占め、女性は32人で12・2%にとどまった。伊江村、渡嘉敷村、伊平屋村、渡名喜村、北大東村の5村は5日時点で、女性の立候補予定者はゼロとなっている。5村は現職議員も全員男性となっている。
最も女性の立候補予定者が多いのは北谷町議選で、全体の約3割となる7人が出馬を予定する。
また、伊平屋と伊是名の2村が立候補予定者の数が定数と同数か下回っており、今後、候補者が増えなければ無投票当選となる。
(吉田健一)