世界のウチナーンチュ大会 沖縄リアル開催決定 10月30日から セルラースタジアム


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「第7回世界のウチナーンチュ大会」第4回実行委員会=8日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル

 沖縄県外、海外の県系人らが一堂に集い、10月30日に開幕する第7回世界のウチナーンチュ大会に向け、第4回実行委員会が8日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれた。国内外の県系人らが実際に沖縄を訪れる「リアル開催」を重視して実施する方針を正式に決定した。来県がかなわない人のためにオンラインでの参加も可能とする。大会のメイン会場は沖縄セルラースタジアム那覇となった。

 新型コロナの感染が拡大する中で、リアル開催ができるかを危惧する声も一部で上がっていた。県は(1)国が6月以降、外国人の入国を1日当たり2万人を上限とし、団体観光客の入国を認めている(2)参加登録を6月中旬以降、海外県人会から順次受け付け、8月3日時点での参加見込みが招待者も含め3500人となっている―ことなどを挙げ、リアル重視の開催方針を提案、了承された。

 参加登録締め切りは9月末を予定していることから、今後も参加登録者数が増える見込み。オンライン参加の申し込みは大会直前まで受け付ける。感染症対策班を含む大会実施本部の設置も了承された。
 (中村万里子)