技磨き再会誓う 沖縄空手 世界大会閉幕


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第2回沖縄空手世界大会で表彰される上位入賞者=7日午後、那覇市の県立武道館(喜瀨守昭撮影)

 第2回沖縄空手世界大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)は7日、競技日程を全て終えて、表彰式・閉会式が行われた。首里・泊手系、那覇手系、上地流系、古武道(棒)、古武道(サイ)の5部門の決勝は那覇市の県立武道館で行われ、計40種目の優勝者が決まった。

 2、3の両日に行われた少年少女大会には942人、4~7日に行われた一般大会には780人の計1722人が出場した。24カ国から発祥の地に集結した空手家たちは積み重ねてきた鍛錬の成果を披露するとともに「平和の武」の下で国家、民族、宗教、言語の違いを越えて親睦を深め、次回大会までのさらなる鍛錬と再会を誓い合った。

 8日にはフェアウェル・セレモニー(慰労会)も沖縄空手会館で開かれた。次回大会は4年後の2026年に行われる予定。
 (安里周悟)