ナンバープレートと首里城がコラボするとどうなる? 沖縄県がデザインを公募中 9月7日締め切り


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首里城正殿(資料写真)

 沖縄県は8日、首里城の図柄を活用した「自動車ナンバープレート」のデザイン案の一般公募を開始した。応募締め切りは9月7日。採用されたデザインは、23年度以降に発行開始となる。県は焼失した首里城復興の機運を高めようと、国土交通省が進めている「地方版図柄入りナンバープレート」の制度を活用しナンバープレートの図柄に首里城を取り入れるプロジェクトを進めている。

 応募要件は県内在住者で、未成年者は保護者の了解を得る必要がある。デザインは(1)首里城復興への思いを表現するため、何らかの形で首里城が描かれている(2)カラーで制作し、ナンバープレートの番号が確認しやすい(3)さまざまな車両の色と合わせやすい色彩やデザイン―が条件。

 県の設置する審査委員会で数点を選び、その中からオンラインなどで人気投票を行った上で採用作品を決定する。採用者には10万円分相当の商品券を進呈する。

 問い合わせは首里城復興推進事業共同体事務局(電話)098(869)2630。詳細はhttps://www.shurijo-fukkou.jp/topics/numberplate/から。
 (当銘千絵)