琉球新報社 
カリフォルニア州パロスバーデスの邸宅で９月２０日、岸本正之氏の出版記念パーティーが催された。本の紹介とサイン入り販売を目的に約１２０人が招待され、南カリフォルニアにおける新聞界と出版界は取材に大わらわで、実業家や政治家などもはせ参じ、本の素晴らしさについて推薦スピーチをした。
本のタイトルは「私たちは小さな水の星に生きている。地球政府の樹立を目指そう」と長い。なんと８３３ページのどでかい本になっている。ゆっくり読み進めていくうちに、全て岸本氏が旅行し、そこで見聞した事柄をエッセー風にまとめ、自分の意見や参考資料を加えて興味深い内容に仕上げている。
本の推薦文執筆者の一人、元沖縄県知事の大田昌秀氏は「著者の先見の明と洞察力の深さに読者は一様に圧倒されるに違いない。とりわけ夢を実現させる周到な計画と、それをかなえる日常の実行力には頭が下がらずにはおれない。恐らく多くの読者にとって、本書は座右の必読文献になろう」と言葉を寄せた。（当銘貞夫通信員）
