沖縄セルラー電話(菅隆志社長)は15日、7月のKDDIの大規模通信障害に関する返金の対象利用者に、16日から順次ショートメッセージサービス(SMS)で通知すると発表した。同社は、リンクURLや顧客の情報入力を求めることはないとして、偽SMS、偽メールへの注意を呼び掛けている。
一律200円の「お詫(わ)び返金」に関しては、9月以降の請求額から減算する。対象は66万人。基本料0円の「povo(ポヴォ)2・0」契約者には、8月31日までにEメールでコード番号を送り、返金ではなく1ギガバイトのデータトッピング(利用券)を提供する。
約款に基づく返金対象者は7万人で、契約料金プランの基本使用料の2日分相当分を9月以降の請求で差し引く。
送信対象は個人名義でSMSに対応している契約者で、法人契約は通知の対象外となる。
(當山幸都)