県内の海岸沿いの岩場に自生し「1株食べると1日長生きする」と言われる長命草。高い抗酸化作用を持つが、独特の香りや癖があるため、食材としてはあまり活用されてこなかった。
この長命草に目を付けたのが、那覇市おもろまちでスープとベーグル・サンドイッチの専門店「スープオン」を展開するライトブレインの仲宗根長春代表。試行錯誤を重ねた結果、県産のスイートコーンと組み合わせることでまろやかな風味になることが分かった。
同社は、6月にスープのレトルト化を実現する新設備を導入。このレトルト加工技術を応用し、経営の新たな柱として長命草とスイートコーンのスープほか5種類のスープのレトルト化に取り組む。
仲宗根代表は「沖縄にこんなにすばらしい食材があることをPRし、地元に貢献していきたい」と話している。
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県の優良県産品推奨事業「NEXT部門」の申請商品を紹介。琉球新報のクラウドファンディングYUIMAが一次審査となる。
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