日本そば、石臼で製粉した手打ち麺 Chihana CAFE庵土(沖縄市)<うちなー味まーい>59


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蕎麦寿司

 石臼で自家製粉した手打ち麺の十割そばを使用した「Chihana CAFE 庵土」(沖縄市胡屋)は、本格的なそばが人気の日本そば専門店。

 店舗オーナーでそば職人のウィンフリー知花信枝さん(52)は国際薬膳師の資格も持ち、東京で10年間修行を積んだ後に渋谷区松濤で日本そばの懐石料理店を開業したが、親の介護のため5年前に沖縄に戻った。店舗を数回移転し、昨年7月に沖縄こどもの国近くで再オープンした。北海道産や全国各地のそばを取り寄せ毎日、店舗内の石臼で挽(ひ)き、つなぎのない手打ち十割そばを作っている。

 東京時代のそば懐石コース料理のメニューで、そばを巻きずしにしたキンパ風の蕎麦(そば)寿司(600円)は人気で持ち帰りも可能。通常の日本そばの他にも、琉球冷麺(700円)にパスタ風の蕎麦ペペロンチーノ、牛肉ボールのトマトソース(各600円)など変わり種そばが女性に人気だ。

 そば職人の知花さんは「外国人のお客さまも多いので、要望があればビーガン(動物性の素材不使用)メニュー対応も可能です」と呼び掛けている。営業は午前11時30分から午後4時。月・火曜定休。沖縄市胡屋3の31の4。(電話)080(3606)0149。

(喜納高宏通信員)

蕎麦寿司を持つ夫のウィンフリーリッチーさん(左)とウィンフリー知花信枝さん