沖縄県議補選、「オール沖縄」候補は…きょうにも決定 那覇市議の上原氏が最有力


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上原 快佐氏

 那覇市長選に出馬する翁長雄治氏の県議辞職に伴う県議補選で、オール沖縄勢力は23日にも県議らによる会議を開き、擁立する候補者を決定する見通しだ。関係者によると、那覇市議会会派「立憲民主・社大」会長で、社大党副書記長の上原快佐那覇市議(42)が最有力視されている。

 一方、自民関係者によると、自民は前回県議選で候補者を取り下げた公明党の意向を優先する考えで、候補者選考を加速化させる。ただ、9月11日投開票の知事選と同日選挙となり、超短期決戦となるため、公明党からの候補者擁立は見通せない状況だ。自民党の候補者として、経済界の一部からは吉嶺努那覇市議(45)を推す声がある。

 さらに、与野党双方で糸数慶子前参院議員の娘で、NPO法人「にじのはしファンド」代表理事の糸数未希氏(49)を擁立する案も浮上している。政財界の一部で、社大党の平良識子那覇市議(43)の擁立を模索する動きもある。
 (池田哲平)