沖縄県知事選告示 玉城陣営応援弁士らの訴え


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 第14回沖縄県知事選が25日告示され、前衆院議員の下地幹郎氏(61)、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦、現職の玉城デニー氏(62)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=の三つどもえが確定した。各陣営は出陣式・出発式を開き、勝利に向けて気勢を上げた。(’22知事選取材班)

ガンバロー三唱で気勢を上げる玉城デニー氏(左から2人目)ら=25日午後6時40分、那覇市泉崎の県民広場(ジャン松元撮影)

辺野古反対示そう

 赤嶺政賢うりずんの会会長 戦後長い間、県民は基地の犠牲になり、人権を奪われてきた。虫けらのように扱われた県民が辺野古に基地を造るなというのは当然の主張だ。普天間の返還や辺野古を造るなという県民の力を、玉城デニー氏の勝利で示そう。また旧統一教会とずぶずぶの自民党政治を許さないという思いを、玉城氏の勝利で示そう。

民意寄り添う候補

 次呂久成崇県議 いまなお重くのしかかる基地負担や、全国の75%にとどまる県民所得など、沖縄の課題は山積している。どのような沖縄県を描いていくのかを県民一人一人が考え、判断していくのが今回の県知事選だ。民意に寄り添い、県民の命と暮らしを守る候補者は玉城デニー氏しかいない。知事選に勝ち、那覇市長選につながる力と団結を示そう。

絶対に落とせない

 東盛政行連合沖縄会長 子どもの貧困問題も、重要な課題として挙げられる。不安定な雇用、低賃金、長時間労働による劣悪な雇用環境など親の貧困問題も要因だ。相手候補を推す自民党が新自由主義政策の下、格差社会を生み出し沖縄も労働環境が悪い状況だ。私たち働く仲間は玉城氏を絶対に落とすわけにはいかない。統一地方選も完全勝利を目指そう。

平和で豊かな沖縄

 城間幹子ひやみかちうまんちゅの会会長 今回、知事選の特徴の一つは辺野古新基地建設が主要な争点であることだ。私は子や孫のために辺野古新基地建設に反対をする。何度でも民意を問い直し、改めて声を上げ、再結集することが玉城氏2期目への約束だ。保革の立場を超えて建白書を実現し、子や孫に平和で誇りある豊かな沖縄を残そう。