9月2日告示、11日投開票の沖縄県議補選(那覇市・南部離島区)で、県政野党の自民党から、元参院議員の西銘順志郎氏(72)が出馬に意欲を示していることが26日までに分かった。複数の関係者が明らかにした。関係者によると自民党市議の大山孝夫氏(41)も意欲を示しており、自民側は両氏を軸に選考を進め、今週末には候補者を決定する方針。
一方、野党的立場で出馬に意欲を示していた、かりゆしグループオーナーの平良朝敬氏は、自民側で野党候補擁立の動きが出てきたことを踏まえて、自身の立候補を取りやめると表明した。
自民党県連1区支部長の国場幸之助氏は26日、琉球新報などの取材に「いろいろな情報が出ているので、全体の動向を把握しながら対応する。1日でも早く決めたい」と述べた。
(大嶺雅俊)