台風11号、大東島地方が暴風域に 北大東で8月の観測史上最大風速48.4メートル 発達しながら沖縄本島へ接近(8月31日午前)


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8月31日午前8時現在の台風11号の進路予報図(気象庁のHPから)

 猛烈な台風11号は31日午前、大東島地方を暴風域に巻き込みながら西へ進んでいる。北大東島は午前4時58分に8月の観測史上最大となる最大瞬間風速48・4メートルを観測した。午前8時までの24時間雨量は南大東島で104ミリ、北大東島で72.5ミリと、非常に激しい雨が降っている。台風は今後、さらに発達しながら本島地方へ近づく。

 台風は午前7時現在、南大東島の北西約50キロの海上にあり、時速30キロの速さで西南西へ進んでいる。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心の北側220キロ以内と南側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。