沖縄本島の暴風警報解除 台風11号 気象台、引き続き強い風に注意呼び掛け(8月31日午後6時56分)


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台風11号の気象衛星ひまわりの衛星写真(8月31日午後6時30分現在、気象庁のHPより)

 沖縄気象台は午後6時56分、沖縄本島中南部と北部に発表していた暴風警報を解除し、強風注意報に切り替えた。1日は本島中南部と北部で最大風速20メートルが予想されており、気象台は引き続き十分注意するよう呼びかけている。

 沖縄気象台の午後7時11分の発表によると、猛烈な台風11号は、31日午後6時には那覇市の南南東約140キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで西南西へ進んでいる。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心の北側220キロ以内と南側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風は今後もさらに発達しながら南西へ進む見込みで、9月2日は沖縄の南で動きがゆっくりとなるが、4日にかけて北上し、沖縄本島地方に再び接近する恐れがある。