【宜野湾】第26回宜野湾市青年エイサー祭り(同祭実行委員会主催)が8月27、28の両日、ぎのわん海浜公園多目的広場で開催された。開催は3年ぶり。市青年連合会に加盟する青年会が勇壮な演舞を披露し、訪れた2万人近い観客を楽しませた。
祭りは企業などから協賛金を募り、計画から実施まで全て青年会の手づくりで行われている。コロナ禍で活動を制限している青年会が多いこともあり、運営の人手不足が心配されたが、開催にこぎつけた。
実行委員長を務める知名朝弥市青年連合会会長(30)は「今年もエイサー祭りができなかったら青年会員の減少につながると思った。市内でも旧盆の道じゅねーが再開されていることもあり、難しい状況の中でも開催を決めた」と語った。会場では来場者から「開催してくれてありがとう」という声も聞かれた。
同日会場に足を運べない人のために、祭りの様子はユーチューブで生中継された。アーカイブ動画も視聴できる。 (外山岩郎通信員)