【台風11号】宮古島と石垣島の被害状況、玉城知事が視察


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県宮古事務所職員(手前右)から説明をうける玉城デニー知事(同左)=5日午前、宮古島市

 【宮古島・石垣】玉城デニー知事は5日、台風11号が通過した宮古島市と石垣市に入り、被害状況を視察した。宮古島市では県宮古事務所職員の案内で、強風で横倒しとなったサトウキビ畑や倒壊した道路標識などを確認した。玉城知事はサトウキビについて「葉の傷も全体の10%程度で済み、風も一定方向からだったことで、1カ月ほどで回復するとのことだった。心配だったがほっとした」と述べた。

 石垣市でも台風被害に遭った農地を視察し、その後は市内で開かれたオンラインでの県災害対策本部会議に出席した。

 会議後、報道陣の取材に応じた玉城知事は「引き続き現場での報告を各部局から上げてもらう。県が対応すべき事項があれば、迅速に対応していきたい」と答えた。
 (佐野真慈、西銘研志郎)