県農林水産部は6日、台風11号の農林水産業の被害総額が9億6073万円となる見込みだと発表した。
内訳は、農作物などの耕種部門が9億4748万円。ハウスなど施設が840万円、畜産施設が50万円、漁港施設が435万円。
地域別では沖縄本島南部が4億3921万円(サトウキビ4億3815万円、オクラ106万円)で最も被害額が大きく、宮古が3億9276万円(サトウキビ3億7834万円、オクラなど362万円、バナナ238万円、ハウスなど施設840万円)、八重山1億2821万円(サトウキビ1億1946万円、オクラ・キュウリ・ゴーヤー445万円、漁港護岸の防風柵パネル破損など430万円)だった。
沖縄本島北部で牛舎トタン屋根一部損壊が1件、中部で漁港護岸の係留金物破損が1件あった。 (玉城江梨子)