日本と台湾の往来、年間750万人を目指す 台湾で観光サミット、OCVB会長も出席


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日台観光サミット2022イン桃園でのパネルディスカッションで沖縄観光の現状などについて報告するOCVBの下地芳郎会長(左から2人目)=2日、台湾・桃園市(提供)

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の下地芳郎会長は、2日に台湾で開催された「日台観光サミット2022in桃園」について報告した。日本側は日本観光振興協会と日本旅行業協会などから52人、台湾側は42人が参加した。

 ポストコロナ時代での日台観光産業復興に向けたリカバリー施策や、新たな旅のスタイル提起について話した。

 コロナ後に行きたい国は日本、台湾それぞれでトップになるなど双方の旅行需要は強い。今後は日台往来者数年間750万人を目指すとした。

 下地会長は「台湾側の航空会社、旅行会社ともに沖縄への送客意欲は非常に強いが、沖縄側には航空会社再開に関するコスト負担、人材やレンタカー不足といった課題がある」と問題提起した。

 次回は、23年に愛知県での開催を予定している。
 (與那覇智早)