琉球新報社 
11日に投開票となる宜野湾市長選に出馬している松川正則さん（68）と仲西春雅さん（61）の2人は10日、それぞれ市内で打ち上げ式を開き、最後まで支持を呼び掛けた。
松川正則さんの打ち上げ式は午後6時半から、市普天間の普天間南交差点で行われた。直前まで大雨だったが、式が始まると雨もぴたりとやみ、歩道は松川さんのイメージカラーの青いのぼりを持った支持者で埋め尽くされた。
指笛や拍手で迎えられ、マイクを握った松川さん。「皆さんに支えられ、ここまで来られたことは感謝しかない」と第一声を発し、「宜野湾市の経済を、市民生活を必ず立て直して生活を豊かにする。どうぞ私に託してほしい。宜野湾市が一番」と話し、左手の人さし指を高く掲げながら訴えた。
応援弁士らが「松川氏に市政を継続してもらおう」「もう（革新の時代には）戻さないぞ」と声を上げると、集会のボルテージは最高潮に。最後はガンバロー三唱で必勝を誓った。松川さんは支持者の元へ駆け寄り、グータッチを交わし、支持者と共に歩いて最後の遊説に向かった。
（新垣若菜）
