宜野湾市長選きょう投開票 普天間問題、暮らし問う 


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(左から)松川正則氏、仲西春雅氏

 【宜野湾】任期満了に伴う沖縄県宜野湾市長選は11日に投開票される。2期目を目指す無所属現職の松川正則氏(68)=自民、公明推薦=と、「9・29県民大会の会」会長で無所属新人の仲西春雅氏(61)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=の2氏による一騎打ちとなった。両候補は、米軍普天間飛行場の返還・移設問題、コロナ下での経済再生を主要争点に、激しい選挙戦を展開してきた。11日午後11時半ごろには大勢が判明する見通し。

 

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 最後の訴えとなる10日、松川氏は「必ず経済を立て直して生活を豊かにする。夢のある宜野湾市の発展に取り組む」と訴えた。仲西氏は「子どもたちの安心安全な環境づくりに全力で取り組む。日本一魅力的な街にする」と訴えた。

 11日は午前7時~午後8時、市内16カ所の投票所で投票が行われる。開票は午後9時から宜野湾市立体育館で行われる。10日現在の選挙人名簿登録者数は7万8654人(男性3万7712人、女性4万942人)。 
  

(新垣若菜)
 

松川正則氏(まつがわ・まさのり)1953年9月生まれ、宜野湾市野嵩出身。琉球大短期大学部卒。現職。

仲西春雅氏(なかにし・はるまさ)1961年6月生まれ、浦添市出身。宜野湾市志真志在住。興南高卒。元県高P連会長。

最後の訴えをする松川正則氏=10日午後6時49分、宜野湾市普天間(大城直也撮影)
最後の訴えをする仲西春雅氏=10日午後3時21分、宜野湾市宇地泊(大城直也撮影)