沖縄知事選の期日前投票35万1941人、過去2番目の多さ 選挙人名簿登録者の29.92%、前回より5.2ポイント低下


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎

 沖縄県選挙管理委員会は11日未明、県知事選の期日前投票の速報値を発表した。8月26日~9月10日までの16日間で、選挙人名簿登録者数(117万6110人)の29.92%に当たる35万1941人が既に投票を済ませた。投票率は過去最高だった前回選(2018年)と比べ5.2ポイント低下したものの、県選管によると、投票率、投票者数ともに過去2番目に多かった。

 県知事選の期日前投票者数は、序盤は低調に推移していたが、11日投開票の4市町村の首長選挙、24市町村議会議員選挙などの期日前投票が始まったことなどから、終盤にかけて急激な伸びとなった。県内11市の期日前投票者数は25万7434人で、投票率は前回選比5.11ポイント低下の28.29%。町村部の投票者数は9万2507人で、投票率は前回比5.46ポイント低下の35.53%だった。

 大票田の那覇市は選挙人名簿登録者数の27.10%に当たる6万9870人が投票を済ませた。市長選、市議会議員選が重なり「トリプル選挙」となる宜野湾市の投票率は前回比2.29ポイント上昇の32.39%で、2万5506人が投票した。
(’22知事選取材班)

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