宜野湾市議会、与党2減も過半数維持の16議席 与党の優勢変わらず<統一地方選>


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 【宜野湾】候補者31人が26議席を争った宜野湾市議選は、同日の市長選で再選した松川正則氏を支持する与党が16議席を占めて過半数を維持したものの、改選前の18議席から2議席減となった。野党は改選前から4議席増の8議席、中立は同数の2議席となった。市議会は変わらず与党優勢の構図となる。

 与党は立候補した19人のうち16人が当選。選挙期間中、松川正則氏(68)が全候補の応援に駆け付け、市政と連携した地域振興などを訴えた。米軍普天間飛行場の移設・返還問題では多くの候補が松川氏と同立場の移設容認で、跡地利用などに訴えの力点を置いた。

 野党は立候補者が9人で、選挙前から過半数割れが確定していたが、改選前の4議席から倍増した。普天間飛行場の辺野古移設反対や有機フッ素化合物PFASによる汚染問題の解決を訴えた。
 (新垣若菜)