台風12号、沖縄県内で3人けが 八重山では在庫がなくなるスーパーも 県災害対策本部会議で報告


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強風でなぎ倒され道路をふさぐ街路樹=12日午後、多良間村(清村めぐみ通信員撮影)

 沖縄県は13日、災害対策本部会議を県庁で開き、先島諸島での台風12号の被害を報告した。宮古島市の70代男性が重傷、竹富町の10歳男子が軽傷を負った。石垣市では貯水タンクの落下で車両のフロントガラスが破損した。

 宮古地方本部によると台風対策をしていた80代女性が転倒し骨折した。八重山地方本部は台風が二つ続いたことにより、物資が不足し、スーパーの在庫が空の所もあると報告した。

 農林水産部によると八重山のサトウキビやバナナなどの被害が大きい。13日から被害調査を開始し、被害額などは14日以降に報告する。
 (金盛文香)