積水ハウスは14日、男性の家事・育児力を都道府県別に調査し、ランキングでまとめた「男性育休白書2022」を発表した。首位は高知で、家事育児を実践した数や時間についての評価が高かった。2位は沖縄、以下鳥取、大分、熊本と続いた。
積水ハウスが白書を公表するのは今年で4回目。調査は6月、小学生以下の子どもを持つ20~50代の男女計9400人を対象にインターネットで実施した。「男性が行う家事・育児の数」「男性の家事・育児関与度」など5項目を数値化し順位を付けた。
首位の高知は家事・育児の数や家事・育児関与度、家事・育児時間の3項目でトップ。高知県の浜田省司知事は「男性の家事・育児参画を一層推進し、子育て中の女性が生き生きと活躍できる高知県を目指す」とのコメントを寄せた。
週当たりの家事・育児時間は首位高知18・4時間、2位沖縄17・2時間。全国平均は12・4時間だった。
育休取得日数のトップは沖縄で、栃木、東京が続いた。
(共同通信)