ＴＰＰ交渉の結果説明　キビ生産者らに農畜産業機構

　環太平洋連携協定（ＴＰＰ）が大筋で合意したことによるサトウキビ生産への影響についての説明会が２２日、那覇市の沖縄タイムスビルであった。主催は、独立行政法人農畜産業振興機構。農林水産省から甘味資源担当者を招き、ＴＰＰ交渉の結果などを報告した。生産団体や行政など関係機関約２００人以上が参加した。

　農林水産省担当者は「輸入糖の増加で、国内産糖が売れなくなるということには当たらない。生産者、製糖工場の方々には安心して生産に取り組んでほしい」と述べた。【琉球新報電子版】