【辺野古問題取材班】名護市の米軍キャンプ・シュワブの第4ゲート付近で、新たなフェンスが18日までに設置されていたことが分かった。フェンスは国道329号沿い、約300~500メートルにわたって設置された。米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う美謝川の水路切り替え工事と関連した作業とみられる。
関係者によると、沖縄防衛局がフェンスを17日夜から18日未明に掛けて設置した。防衛局は昨年度、美謝川の水路切り替え工事と関連した仮設道路の設置工事を発注。仮設道路は同フェンスの周辺で整備される計画だ。
第4ゲート付近では商用車用ゲートの整備に伴い、多くの木が伐採された。現場周辺で抗議活動をする中村吉且さん(70)は「木の伐採がさらに進みそうだ。抗議する市民を排除する目的もあるのではないか」と懸念した。