【北谷】メキシコ、東京、大阪、沖縄の空手家有志らでつくるメキシコ・日本・沖縄合同実行委員会(長田耕一代表)はこのほど、北谷町で「国際合宿 IN JAPAN&OKINAWA」を開催した。世界的なコロナ禍に打ち勝つために結集して気合を入れ、模範を示すことが狙い。
北谷町伊平在の会場、世界組手連盟武道センターには、メキシコから訪れた代表の長田さんと共に、空手着を着た男女26人と幹事役の大浦敬文さんらが参加し各師匠から教わった。
最初に南城市玉城で若者たちに空手を教え広げていこうと取り組んでいる世界硬式空手道連盟理事長の久高正光さんが、勢ぞろいしたメキシコの男女に組手を披露し、教示した。
続いて上地流空手道・琉球古武道館会長の與儀清さんが棒とサイを使った古武術を気合を込めて実戦さながらに演武。講習終了後は與儀さんから一人一人に「上地流空手道・琉球古武道」の認定証が贈られ喜ばれた。
武道センター館長の杉原正康さんによる「フルコンタクト空手」の講習もあった。防具を使わないで、けがをしないようスパーリングする空手で、参加者はいろいろな武術を教わり、満足げだった。
(知花幸栄通信員)