栃木県を会場に、10月1日から始まる第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」に出場する県選手団の結団式が22日、那覇市の県体協スポーツ会館で開かれた。選手や監督ら約60人が健闘を誓った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していた国体は「夢を感動へ。感動を未来へ」をスローガンに掲げ、3年ぶりに開催される。総合開会式は、カンセキスタジアムとちぎで10月1日に開く。県勢は31競技に総勢388人(役員含む)が参加する。
結団式では渡嘉敷通之団長(県スポーツ協会理事長)が、旗手を務めるテニス少年男子の谷口結風(ゆう)選手(沖縄尚学高)に団旗を手渡した。
ラグビーフットボール成年男子の宮城完爾選手(名桜大職員)は決意表明で「大会中止や延期が重なったが、3年ぶりとなる開催を非常にうれしく思う。これまで積み重ねてきた成果をいかんなく発揮できるよう一戦必勝で頑張っていく」と意気込んだ。