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【名護】新ご当地WAON誕生―。イオン琉球(鯉渕豊太郎社長)と北部12市町村で構成する北部広域市町村圏事務組合(理事長・渡具知武豊名護市長)は15日、電子マネーカード「WAON(ワオン)」を活用し、やんばる地域の発展や環境保全などに取り組むことなどを定めた基本合意書を締結した。イオンは23日から「やんばるちむどんどんWAON」を発行し、利用金額の0.1%を同組合に寄付する。
イオンはこれまで、全国各地で「ご当地WAON」を発行し、2009年4月から今年2月末までの間、総額約23億2483万円を地域活性化や環境保全などに寄付している。県内では今回を含め、5種目。「やんばるちむどんどんWAON」の表面には、ヤンバルクイナのイラストがあしらわれた。県出身のクリエイター山里美紀子さんが手掛けた。
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県内のイオン、マックスバリュ、ザ・ビッグの店頭などで入手できる。発行手数料は1枚300円。「WAONアプリ」では無料で発行される。発行を記念し23~25日まで、200円につき1ポイント付与のところ、10ポイント付与するキャンペーンを県内店舗で実施する。
鯉渕社長は「世界自然遺産の保全などに役立ててほしい。やんばるを応援したお客さまの思いを届けていきたい」と述べた。渡具知理事長はイオンの取り組みを評価し、「地域振興や人材育成などにつなげていく」と感謝した。
(長嶺晃太朗)