オキコ取締役に比嘉氏が就任 6月期決算は増収減益 <人事>


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比嘉直次氏

 オキコ(西原町、銘苅敏明社長)は23日、増収減益の2022年6月期決算を発表した。22日に株主総会と取締役会があり、役員人事は、新たに取締役営業副本部長に比嘉直次(なおじ)商業事業部事業部長(51)が就任した。當間明弘常務は退任し、他の役員は再任された。

 22年6月期の純売上高は前期比0・6%増の142億7353万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、パン部門の価格改定のほか、沖縄の日本復帰50年を追い風に県産商材を使用した商品が伸びるなどした。一方、仕入価格の上昇やエネルギーコスト高騰の影響を受け、経常利益は同17・2%減の2億3243万円となった。石垣事務所閉鎖に伴う前期の特別損失計上の反動減などにより、純利益は同30%増の1億4796万円だった。