沖縄コロナ304人、減少傾向 秋の行楽シーズン、感染対策を呼び掛け(10月3日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は2日、10歳未満から100歳以上の304人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の日曜日からは229人減少した。

【チャート図】コロナ発生届簡略化後の健康フォローは?

 年代別に見ると、30代が49人と最多。10代が46人、40代が44人、10歳未満が39人と続いた。

 入院患者は122人でうち重症は6人。病床使用率は本島が18・5%、宮古が7・6%、八重山が16・7%、県全体で17・4%となっている。社会福祉施設の療養状況は27カ所で108人。療養者は全て高齢者。酸素投与を受けているのは7人。

 県は週合計が前週より下回っていることから、引き続き減少傾向にあるとした。秋の行楽シーズンで人流が増加し、感染リスクが高まることへの懸念を示し、基本的な感染対策とワクチン接種を県民に呼びかけた。 (金盛文香)


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