予約情報端末で効率化 スカイレンタカーが導入


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レンタカーの予約管理ができるキオスク端末の導入契約を結んだスカイレンタカーの三木啓司社長(右)とカフリックスクラウドの辛正民社長(左)=7日、那覇市松山

 スカイレンタカー(豊見城市、三木啓司社長)は7日、韓国でITプラットフォーム事業を手掛ける「KAFLIX(カフリックス)」の日本法人カフリックスクラウド(那覇市、辛正民社長)が開発した、予約システム(ERP)を登載したキオスク端末を導入する契約を結んだ。導入は県内で初という。24日から2週間程度試験的に運用した後、本格的に取り入れる。

 ネットワークでつながった人工知能(AI)が全ての予約情報の管理を担うため、業務の効率化が図れ、人手不足に対応できる。無人で免許証を確認しレンタカーの貸与、返却を行うこともできる。

 辛社長は「導入の仕方がわからない事業者も多いように感じるので、普及していきたい」と話した。

 三木社長は「これからインバウンド(訪日客)も戻ってくるので、お客様の満足度を高めたい」と話した。
(與那覇智早)