映画「島守の塔」9週連続トップ5入りでロングラン記録 沖縄県内20日まで上映延長


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 全国9大都市の主要映画館の日々の動員数と興行収入などを掲載する日刊興行通信のミニシアターランキングで、映画「島守の塔」(五十嵐匠監督)が8月から10月初めにかけて9週連続トップ5入りしロングランを記録している。映画「島守の塔」は、沖縄戦当時の県知事・島田叡(あきら)らを通して沖縄戦を描いている。

 県内の各映画館では8月5日に上映が始まった。「島守の塔」は、週末の観客動員数が8月6~7日に4位になり、翌週(同月13~14日)は1位になった。この期間を含め9週連続で上位5位に入った。

 観客数が好調に推移していることを踏まえ、上映期間を延長している館もある。シネマプラザハウス(沖縄市)とユナイテッド・シネマPARCOCITY浦添は当初の上映期間を延長し、20日まで上映を予定している。