産業まつり3年ぶり、きょう開幕 23日まで 沖縄の魅力を奥武山で一同に


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21~23日に開催される産業まつりに向けてブースの設営をする関係者ら=20日、那覇市の奥武山公園

 「チムドンドン 魅力がいっぱい県産品」をテーマに第46回沖縄の産業まつり(同実行委員会主催)が21日、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開幕する。319の企業や団体などが出展し、23日までの期間中、高い技術力や自慢の県産品を紹介する。

 新型コロナウイルスの影響で2020年、21年は地域分散開催とオンラインでの情報発信だったため、奥武山公園での開催は3年ぶりとなる。

 日常生活から産業技術まで、各分野で独創性に富む発明を紹介する「県発明くふう展」や、商工会特産品フェア「ありんくりん市」など多彩な出展がそろう。「オリオンビアガーデン」も3年ぶりに開催する。

 感染拡大防止に向けて、会場のレイアウトを大きく変更した。5カ所の入り口を設置し、検温、手指消毒を行う。60分以内の短時間飲酒や、飲酒者とお酒を飲んでいない人の混在を避けるため、会場内見学後の飲酒を呼び掛ける。

 屋内展は午前10時~午後7時、屋外展は午前10時~午後8時まで。

 那覇軍港西側特設駐車場から奥武山公園駅前バス停、奥武山鳥居前臨時バス停を結ぶシャトルバスも運行する。
 (玉城江梨子)