任期満了に伴う沖縄県那覇市長選は23日、投開票される。一騎打ちの激しい選挙戦を展開する無所属新人で前県議の翁長雄治氏(35)=共産、立民、社民、社大、れいわ、にぬふぁぶし推薦=と、無所属新人で前副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=は21日も市内各地で支持拡大に奔走した。選挙戦最終日の22日は両陣営とも打ち上げ式を開き、必勝を誓う。
翁長氏は21日、立憲民主党の辻元清美参院議員らと遊説した。翁長氏は「児童相談所をつくり、子どもを社会が守る気概を大人が見せる」と強調した。
知念氏は21日、城間幹子市長と共に小禄地域を回るなどした。知念氏は「物価高からの脱却と支えを直近の課題として緊急対策を講じる」と訴えた。
17日から始まった期日前投票は21日までの5日間で、有権者の約16%に当たる4万1164人(男性1万7389人、女性2万3775人)が投票を済ませた。
(’22那覇市長選取材班)
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