那覇市長選、打ち上げ式で翁長陣営「子育て日本一」誓い気勢　きょう投開票

　23日投開票の沖縄県那覇市長選は22日で7日間の選挙戦を終えた。無所属新人で前県議の翁長雄治さん（35）と、無所属新人で前副市長の知念覚さん（59）はそれぞれ打ち上げ式・中締め式を開き、必勝を誓った。今後4年間のかじ取りをどの候補に託すのか、市民の判断が下される。（’22那覇市長選取材班）

　翁長雄治さんの打ち上げ式は午後5時から、那覇市泉崎の県民広場で開かれた。会場はイメージカラーの黄緑色の鉢巻きやのぼりを掲げる支持者で埋め尽くされた。

　翁長さんが選挙カーに乗って会場に到着すると、支持者は「タケハル」と連呼し、拍手で迎えた。

　翁長さんはマイクを持ち「子育て日本一という大きなテーマで選挙戦を戦ってきた。那覇市をもっと住みよいまちにしたい。そのために皆さんの力が必要だ」と拳を握って訴え、支持者の拍手と指笛が鳴り響いた。

　「オール沖縄」勢力の国会議員らが「必ず勝ち抜こう」と翁長さんの支持を呼びかけると、支持者は「そうだ」と賛同した。ガンバロー三唱で必勝を誓った後、翁長さんは会場を駆け回り支持者とグータッチして、最後の遊説へ向かった。