夫婦円満のヒントは? 名護の松永さんが秘訣を書いた本出版「気付きになってくれたらうれしい」


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 【名護】妻が好き過ぎて本を出版―。名護市豊原の松永真樹さん(40)はこのほど、夫婦円満でいるための秘訣(ひけつ)を書いた本「恋人夫婦―大切な人と幸せな毎日を送る51のヒント―」を出版した。インターネット通販大手アマゾンのエッセー・随筆部門や文学・評論部門で新着ランキング1位になるなど注目を集めている。松永さんは「コロナ禍で身近な人と一緒にいる時間が増えた。お互いが幸せでいられるための自分なりの実践談を書いた」と話している。

 松永さんは大阪府出身。会社員を経て、やりたいことの見つけ方や夢のかなえ方などをテーマに全国各地で講演活動をしている。写真家の妻・友紀さん(30)=熊本県出身=と出会ったのは約10年前。「一生一緒にいたい。そう思ってもらえる自分になりたい」との思いが強くなった。ウェディング姿で写真を撮りながら、世界中を旅する「バックパックウェディング」など2人で思い出をつくった。子ども3人にも恵まれ、出会って10年になる今も「恋人のような関係」という。

 本では「否定ではなく提案して褒める」「言ってほしい言葉を自分から言う」「何でもない日を記念日にする」「不完全を許し合う」「大切な人の大切な人を大切にする」など、夫婦円満でいるための51のヒントがイラスト付きで紹介されている。

 松永さんは「読んだ人に何かしらの気付きやその人の行動指針になってくれたらうれしい」と語った。
 (長嶺晃太朗)

3人の子どもたちに囲まれる松永真樹さん(左から2人目)と友紀さん(右)(提供)
松永真樹さんが出版した「恋人夫婦―大切な人と幸せな毎日を送る51のヒント―」