県経済団体の関係者約30人が25日、新型コロナウイルスの影響で途絶えていた沖縄と台湾の経済交流を促進するため、同日から再開した中華航空の台北―那覇路線の第1便で、台湾への経済交流訪問を行った。一行は2泊3日で台北市内各地を訪問する。
合わせて、台湾の貿易関連経済団体の台北市進出口商業同業公会(IEAT、黄教〓理事長)と那覇商工会議所は、経済交流促進に関する覚書(MOU)を締結した。
初日の25日は表敬訪問や、IEATとの調印式などを行った。26日に台北市内を視察し、27日に帰沖する。
那覇商工会議所の石嶺伝一郎会頭は「台湾・沖縄の絆をさらに深め、経済発展を続けていきたい」とあいさつした。
IEATの黄理事長は「経済交流に限らず、観光や教育、文化、スポーツなどでも密接な協力が進んでいくことが期待される」と話した。
(與那覇智早)
※注:〓はサンズイに「章」