高校野球の第151回秋季九州地区大会準々決勝が26日、沖縄市のコザしんきんスタジアムなどで行われ、沖縄1位の沖縄尚学は明豊(大分1位)に3―2でサヨナラ勝ちした。来春の選抜大会出場が有力となる4強入りを決めた。沖縄2位のウェルネス沖縄は長崎日大(長崎1位)に4―11の七回コールドで敗れた。
沖尚は二、四回にいずれも7番東恩納蒼の適時打で2点をリード。しかし五回、エース東恩納が2点本塁打を浴びて同点に。最終回1死二塁で9番佐野春斗主将の左安打でサヨナラ勝利を収めた。
ウェルネスは二回に2点を先制したが直後に1点、三回に2点を奪われ逆転される。六回に5番大濵安綺の二塁打で2者がかえり勝ち越した。しかし直後と七回に4点ずつを奪われコールド負けを喫した。
準決勝は28日、コザしんきんスタジアムであり、沖尚は第2試合(午後1時開始予定)で海星(長崎2位)と対戦する。
(金良孝矢)