琉銀、業績予想を上方修正 第2四半期、与信費用が予想を下回る見込み


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 琉球銀行(川上康頭取)は26日、2023年3月期第2四半期(22年4~9月)の業績予想を連結、銀行単体ともに上方修正したと発表した。景気指標の回復で、貸し倒れなどに備える与信費用が当初予想を下回る見込みとなったことが主な理由。

 連結では売上高に当たる経常収益が当初予想比4.3%増となる292億800万円、経常利益が同40.7%増の53億4600万円、中間純利益が同37.6%増の37億1600万円。

 銀行単体は経常収益が当初予想比8.7%増の203億2300万円、経常利益が同48.6%増の47億5500万円、中間純利益が同46.9%増の33億7900万円とそれぞれ修正した。

 円安や物価上昇の影響などを見極める必要があるとして、通期の業績予想については変更していない。
 (當山幸都)