沖縄・玉城知事「負担が増えることはあってはならない」 嘉手納F15戦闘機の更新


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玉城デニー知事

 米政府が米空軍嘉手納基地に常駐するF15戦闘機を退役させ、F22戦闘機を同基地にローテーション配備する方針を固めたことについて、玉城デニー沖縄県知事は28日、「機体が老朽化して退役させるのは当然だと思うが、それに代わって装備が増強されると負担軽減にはならない」と述べ、警戒感を示した。

 県は同日、沖縄防衛局に対して事実関係を照会するなど、対応に追われた。玉城知事は「(周辺住民の)負担が増えることはあってはならない。注視していきたい」と強調し、今後の推移を見守る姿勢を示した。

(池田哲平、武井悠)