第7回世界のウチナーンチュ大会の歓迎レセプションが30日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれた。各国の県人会長や県の幹部ら約260人が出席し、ウチナーンチュネットワークの発展と世界の平和を願って懇談した。
玉城デニー知事は「ウチナーンチュのアイデンティティーを掲げる皆さんとの絆は沖縄県が誇る財産だ。ウチナーンチュ大会がネットワークを発展させる契機となることを願う」とあいさつした。
ベネズエラのセイコウ・ルイス・イシカワ・コバヤシ駐日大使は「いちゃりばちょーでー(出会えば兄弟)という言葉はまさに沖縄の連帯、団結を表すスピリットだ。世界で分断が深まる今こそ、考える必要がある」と強調した。
(稲福政俊)