琉装やからじ結い体験に人気 「うまんちゅ大交流祭」、沖縄の歌や踊りの舞台も 世界のウチナーンチュ大会


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セルラーパーク内で行われた「うまんちゅ大交流祭」で、琉装に親しむ県系人ら=31日、沖縄セルラースタジアム那覇

 第7回世界のウチナーンチュ大会の一環で、国内外の県系人らの文化交流を促進するイベント「うまんちゅ大交流祭」が31日、沖縄セルラースタジアム那覇の沖縄セルラーパーク内外で開かれた。沖縄の歌や踊りなどを披露する舞台のほか、展示や物販ブースもあり、琉装などの文化を体験するワークショップは人気を集めた。11月1日と3日も行われる。

 展示ブースでは、NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」出演者の等身大パネルや、県民栄誉賞を受賞した安室奈美恵さん、喜友名諒さんに関するコーナーも設けられ、多くの人が記念撮影していた。

 カルチャーワークショップのブースでは、伝統的な琉装とからじ結いが体験でき、午前中から予約が殺到した。

 初めて琉装を体験したというペルー出身の県系3世・山口ヤサルさん(34)は「沖縄の文化はとてもおもしろく、琉装にも以前から興味があった。写真も撮ってもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
 (普天間伊織)