【宜野湾】米軍普天間飛行場からの排水を受け入れている宜野湾市宜野湾市伊佐のマンホールから白い泡が流出した問題で、米軍は9日、「泡が流出するような事案、問題、訓練はない」と防衛局を通して回答した。市が専門機関に依頼した有機フッ素化合物PFASについての分析結果は約2~3週間後に出る見通し。
在日米軍はこれまで基地内消防訓練などでPFASが含まれている泡消火剤を使用。2016年以降は訓練を目的として使用せず、21年9月までに普天間飛行場を含め、在沖海兵隊の施設で同消火薬剤の交換作業を完了したと報告している。
今回の泡流出については「異変などの報告に接していない」とも回答した。市では同じ場所で先月13日にも泡流出が確認されていた。
(新垣若菜)